coup de théâtre

早川聖来ちゃんがすきです

推しをずっと覚えているために香水を買った話。

 

海外旅行ではなるべく初日に香水的な香りもの買うようにしてて、それを滞在中ずっと使い続けると帰ってきてからもその香り嗅ぐだけで旅行の楽しい想い出が蘇って好きなんだけど、それを推しでもやっていいかな

— でぃん (@din_senin) June 20, 2023

 

この夏を最高にさせるような、推しを思わせるような香水買って8月末まで毎日使い続けて、その香りを推しが卒業するまでの2ヶ月を記憶させるための分霊箱にしたいんですけど

— でぃん (@din_senin) June 20, 2023

 

というわけで新しい香水を買いに行きました。

この記事は自分がどうしてこの香りを選んだのか、将来の自分に向けた備忘録として残すものなので、読んでも全然楽しくないと思います。それでも良ければぜひ。

(マジで推しの話は全然出てきません。ポエミーな文章です。聖来ちゃんの卒業にあたって書きたいことはたくさんあっても文章が取っ散らかってしまい書いては消しを繰り返して諦めました。。)

 

 

 

どうせ買うなら絶対にニッチフレグランスにしようと思いました。

だって街中歩いてておんなじ香水してる人がいるたびに推しを思い出して泣きそうになるの嫌じゃない???

 

 

まず最初に行ってみたのはLe Labo(ル ラボ)。

www.lelabofragrances.jp

(代官山のお店はどっかで見たことあるよなーって思ってたら、けやかけのご褒美ロケで織田奈那ちゃんが香水買ってた店だ)

このお店は買うとボトルに好きな言葉を印字してくれるから、「AI GA TARIHIN」って入れたくなって。

 

気になったのは↓の二つ。

・サンタル33

そうです、名前に33が入っているからです。

嗅ぐとウッディ系の香りの中にわりとスパイシーさやタバコみ。アメリカの男性っぽい香りだな、と思ったのもそのはず、「インスピレーションソースは、一人のカウボーイが広大な空の下、馬に寄りかかり優雅にタバコをふかしている光景。」とのことです。

推しのイメージとワイルドさがあまりマッチしていないように感じたのでパス。

 

 

・アナザー13

どこにもない香り、という点では際立っていたのがこれ。あと自分13日生まれなので、13って数字にも弱い。

都会的な香りで、もっと言えばとっっっても人工的な香。トップはわりとさわやかなミントのような何か爽やかな囁くような香りなんだけど、だんだん肌に乗せて時間が経つと急に金属っぽさを帯びてきて、肌に金属の薄い膜が貼っているような感じ。

推しとの思い出をだれとも邪魔されない2人だけの閉ざされた世界と定義づけるならこれがいいかも。

目を瞑って嗅ぐと、推しが休業直前の余裕がなくて心の中の奥のほうの声を掬い取ってあげられてないころの想い出が呼び起されそうになったので止めました。

 

 

 

次に行ったのが、本命のフエギア1833。香水沼にハマる人がいつかたどり着くといわれてるあのブランドです。

fueguia.jp

気になっていたのはもちろんブランド名に33が入っているから…ではなくて、主にこの2点が大きかったです。

・普通の香水は使用期限が未開封で3年、開封したら1~2年くらいと言われていますが、フエギアの香水は使用期限がなくて、少しずつ香水が熟成されていって香りが育っていくこと(一生亡霊するつもり??)

・1つの香水は一度に400本しか作らず、シリアルナンバーが振られていて、同じ香りでも作るエディションで香料も変わるため、同じ香りは今このタイミングでしか手に入らないこと

 

 

フエギアの店内って香りをためておく用のフラスコがずらっと並ぶ、おしゃれというより魔法学校みたいな店内でした。

黒ずくめの店員の方に

「今日からちょうど8月末まで使う香水が欲しいです。抽象的で申し訳ないんですけど、この夏をどうしても最高にしたくて。例えば、大好きな人がいるとして、その人と思いっきり遊んだり会えるのがこの夏だけだとしたときに、いつかこの先、香りを嗅いだらこの夏を思い出せるような香りが欲しいです。だから単純ではない、わかりやすくない香水を探してます」

という何とも難しい質問をぶつけてしまいました。

(今質問見返したらマジでメンヘラ質問過ぎてゾワゾワしてきた)

 

その中で店内をぐるりと1周しながら店員さんにおすすめされた香りをひたすら嗅いでいきます。これは違う、あれも違う、、、とやっていき最終的に残ったのがこの2つでした。

 

・Cactus Azul

香りだけで選んだのに名前に「Azul=青」が入ってるの、自分天才か!??となったやつ。

香った瞬間に夏!!ってなって、それもただ爽やかなだけじゃなくて海のミネラルさや生い茂った森林の湿度の高さみたいなものも感じつつ、とっても良い香り。

どっちかって言うとアオブル期あたりのこれからどんどんいくぞ!っていうちょっと青臭さ?みたいなのも残るような聖来ちゃんって感じ。

あと、香りはウルグアイの「青いサボテン」をイメージして作られていて、ウルグアイ!?カバーニじゃん!!!ってなった。

肌に載せてすこし時間を空けて嗅いでみると、若干だけサボテンでいうところのトゲトゲ感というか、海のミネラル感なのか、ちょっとだけ引っかかる感じを覚えたので止めた。

でも夏にバシャバシャ使えそうでいい香水。

ついでに言うと、サボテンって言われると悠理ちゃん思い出しちゃう。

 

 

Alma

最終的に買ったやつ。

マリンテイストな香りのすぐ後にウッディな要素を感じ、そのあとに複雑で前に出すぎない丸みのある甘さ、フローラルが広がった。

カモミールを感じるのも「4期生じゃん…」ってなった。

 

この香水はスペインのメノルカ島を舞台にしている香水だそうで。

メノルカ島の透き通った青い海、降り注ぐ太陽、森、いろんな文化が入り混じった街の要素を確かに感じる香水でした。

そして、店員さんからの「これは調香師がメノルカ島での夏の青春のような想い出にインスピレーションを受けて作った香水なのですが、その青春というのは、いま目の前に広がっている楽しくてしょうがないという青臭い青春ではなくて、大人になって振り返って思い出す青春であり、そこに少しだけ儚さがあるんです」って話でなんか泣きそうになった。

 

最終的に、肌に載せた迷ってる二つの香水それぞれを目瞑って嗅いだ時に、こっちのAlmaからは、「ここにはないもの」のMV撮影の時の聖来ちゃんを感じました。

花に包まれて、柔和で、すこしだけ儚げな聖来ちゃん。夏が好きで、太陽の下でほほ笑む聖来ちゃん。

この写真を香りにするとしたら……っていう香水でした

 

この前のリアグリで聖来ちゃんを初めてゼロ距離で見たときに、その柔和で素敵な笑顔がいちばん印象に残ったので、それをしっかり記憶に留めておきたい。

そう思って、この香水を買うことにしました。

(くっそお高かったけど、これから先はfortuneくんにあんま貢がなくていいと思うと多少の買い物は全然許せるね!!!!)

 

 

木箱に入ってる香水は初めて。

 

今日から8月末まで毎日この香りを身にまとっていきたいし、聖来ちゃんのタオルだったりグッズもそれとなくこの香りをまとわせたいです。

ぜったいに、忘れないために。

 

そして毎年夏になったらこの香りを嗅いで、大好きな推しと、その推しを応援していた楽しい時間を思い出すんだ。

 

 

 

以上、亡霊まっしぐらムーブのレポでした。

 

そういえばセレスに推しへの想いを書き連ねた怪文書を送った結果の推し香水も発送連絡がきたのでそのうち報告します。

www.celes-perfume.com